密室状況の第一美術準備室で、何者かに襲われた女子生徒が発見された。

日本ホラー小説大賞、山本周五郎賞受賞作、待望の文庫化！ 岡山の遊郭で醜い女郎が客に自分の身の上を語り始める。

小中高一貫の大型校、木ノ花学園で事件は起きた。学園でいちばん古い校舎にある音楽室に、死んだはずの女の人が現れたという…。

昭和も残り少なくなった、ある夏。

第17回ミステリーズ！新人賞受賞作ほか4編を収録 僕の姉は実話怪談作家だ。

高座で「罠」を打ち返し、怪談噺で謎を解き、ついには「あの人」を引っ張り出して…動き出す木彫りのねずみ、落語競演会で仕掛けられた「陰謀」学校での「妙ちきりんな事件」と義兄の結婚問題、そして師匠と十五センチの謎と駐車場で見たもの、これがあんなでそんなことに…。

「神楽坂を舞台に怪談を書きませんか」突然の依頼に、作家の〈私〉は驚愕する。

17歳のおちかは、ある事件を境に、ぴたりと他人に心を閉ざした。

一度にひとりずつ、百物語の聞き集めを始めた三島屋伊兵衛の姪・おちか。

幽晦との境界が、破れている。内部の薄明が昏黒に洩れている。

石橋を叩いても渡らない心配性の高校生・中崎夕也はある夜、七不思議を司る精霊・テンコと出会う。

小学校最後の夏休みが終わった。小学校卒業まであと半年。

大人気マンガ「金田一少年の事件簿」のオリジナルストーリー、第2弾! ある日、はじめたちが登校すると、6年生の各クラスの黒板に謎の文字が記されていた。

あの世からのメッセージは、さまざまな形でこの世に出現し、私たちに語りかけてくるー。

民俗学のフィードワークの手法を用いて、取材を元に怪談を執筆してる呻木叶子が遭遇する四つの事件。

「怖い怪談は、夏だけのものではない」と断言する怪異蒐集家・中山市朗が、四季折々の行事や情景を織り交ぜながら綴る怪談集。

怪異蒐集家が厳選して語り継ぐ、本当に怖い怪談実話集。

生駒山の池で家族が遭遇した怪異が、時を超えて繰り返される「拉致された？」、高層マンションの窓に張り付き、ニタッと笑っては落ちていく男が不気味な「二十二階の男」、祖父母の家で少女が出会った赤い着物姿の子ども、祖父が見せた光景に震撼する「蔵の中」、その家に住ん

怪奇蒐集家・中山市朗が狩り集めた戦慄の建物怪談。

死亡事故の現場で、警察官たちが当時の様子を再現して行う照射実験。立ち会った事故の被疑者が恐慌しはじめる。

実家の改築工事の最中、次々に発覚する家の奇妙な造りと、２つ目の仏壇の謎が恐ろしい「家の整理」。

「現代版四谷怪談」を書き下ろす劇作家のもとに、お岩を名乗る女から執筆を中止せよと再三脅迫電話がかかる。

怪奇蒐集家・中山市朗が満を持して放つ、本当に怖い話だけを厳選した百物語、第二弾！逆さに連なる首を切られたカラスの死骸、お札を貼られた井戸に潜むモノ、誰もいないはずの学校に現れる赤いジャージの少年、深夜の霊園からかかってくる電話…。

作家の元に集まった五つの幽霊屋敷話。

柴山祐希、高校2年生。

作家兼編集者の三津田信三が紹介された男、龍巳美乃歩が語ったのは、旧家、百巳家での迫真の実話怪談だった。

超研の〈エリア51〉で特集した「市立七不思議」が何かを呼んだのか? 突如そのうち3つの事件が巻き起こり、葉山君はおおわらわ。

別格の恐怖。封印された三角屋敷の恐怖を再び――。

沖縄で退魔師の修行を積んだというプロデューサーの伊東氏は、男性カメラマンから相談を受けていた。

ヨマブリと胡弓の響き、願いを叶えてくれる魔物、ニョラの棲む洞窟、林の奥の小さなパーラー、深夜に走るお化け電車、祭りの夜の不吉な予言、転生を繰り返す少女フーイーが見た島の歴史と運命とは―。

怪異蒐集家・中山市朗のもとに全国から寄せられた、不気味な霧とともに出現する奇妙な乗り物の目撃談ー表題作「黒いバス」から始まり、読み進めると謎と不安が澱のように溜まっていく連作実話の新たな傑作が誕生！母親の幻視に対処しようとした娘が意外なモノを目撃する「メガ

都内で起こった幽霊騒動。

怪談実話のパイオニアが綴る恐すぎる実体験。書かれた”怪”は”怪”を招く 海が怖い。

暗い雨の日には、お堀ばたを歩いてはいけない。

怪異蒐集家が厳選して語り継ぐ、本当に怖い怪談実話集。

六甲山を取材中にテレビのロケ隊が見たモノ、風俗嬢を見つめる顔、演劇部に伝わる黒い子供、遺体に肩をたたかれた納棺師の体験談……。

元祖たてもの怪談。加門七海の場所にまつわる最恐怪談実話。

時が過ぎ、処が変わっても、今もここに居る怨念! 宮城の拝み屋に持ち込まれた戦慄の実話集! 東北でリアルに拝み屋を生業としている郷内心瞳が、自らの体験も含めた怪異の数々をしたためた一冊。

映像業界・ライター時代・引退後、川奈まり子が体験した恐怖の実話、街の怪異を集めた怪談集。

――この店を訪れたということは、あなた怪談をお持ちですね? 『幽落町おばけ駄菓子屋』の著者による、震撼率120%の冷感ホラー! 東京の臨海都市・綿津岬への引っ越しをきっかけに、怪現象に悩まされるようになった雨宮志朗。

お寺に隠れたリアル怪奇譚 徹底取材で明かされる!!僧侶の恐怖・不思議体験、寺院に纏わる怪談 ナナフシギ・大赤見ノヴ氏の実体験も収録! 現世に立ちながら、あの世に一番近いところでその世界を見渡しているのは僧侶なのかもしれない。

秋田県に所縁のある鶴乃大助、卯ちり、戦狐が秋田の各地を巡り土地の人々から聞き集めた秋田の怪異奇譚集。

弘前市を中心に活動する怪談家たちが蒐集した地元青森の本当にあった怖い話。

建物の仕事に携わる著者が長年かけて聞き集めた「家と家系」に纏わる怪異談。

『むかしむかしあるところに、死体がありました。』『赤ずきん、旅の途中で死体と出会う。

学校の旧校舎には取り壊そうとすると祟りがあるという怪奇な噂が絶えない。

―この物音は、何か可怪(おか)しい。 何かが畳を擦る音、いるはずのない赤ん坊の泣き声。

拝み屋が見聞きした怪談実話!―語ることが、おそらく供養にもつながる。戸の隙間から覗く女の目。

自殺する間際にメッセージを録音して残す人がいる。

動燃の取材で鳥取県を訪れた浅見光彦は、小泉八雲が「地獄」と評した宿で異父姉妹と出会う。

第2弾! 心霊多発地帯・八王子を 地元出身の著者が徹底取材 八王子城跡に佇む異界 毎日“出た”旧マルイの地下 大和田刑場跡の凄惨な祟り 本当に人を攫った高尾山の天狗 小峰トンネルに潜む女の幽霊 霊道が通る大栗川沿いの家 霊気みなぎる高尾山や東京屈指の心

八十四日後、満願の日。箸(おはしさま)が願いを叶えてくれる。

その日、郁子が小学校から帰ると、お姉ちゃんが死んでいた。そして通夜の晩、死んだはずの姉から告げられたショッキングな事実。

ダイが語りはじめたブキミな「心霊写真」の謎をきっかけに、マコトたち電子探偵団員も自分の体験した「学校の怪談」を披露していく。

1990年代、体験者への取材を元とする聞き書き怪談のムーブメントが起きた。

怪談を聞かせるか怖い話に出た場所を訪れると無代になる妖しい飯屋「古狸」に通う桧物職人修業中の虎太。

――「傍目には、とても普通の家庭というか、円満な一家に見えたんですけどね」 志麻子さんと同郷で同世代のとある女性は、志麻子さんの長年のファンで、怪談話のネタになれば、と岡山県の北にある故郷の話を語ってくれた――。

殿が堂々完成した。ひたすら怖い、ひたすら危険な話ばかりを集めたアクの強い怪談集。

恐怖は数珠繋ぎのように連鎖する――戦慄の実話ホラー、新シリーズ第2弾。

少女は天使か怪物か――!? 現役の拝み屋が語る、恐怖の実体験。

鬼火が照らすこの世の阿鼻叫喚! 永遠不滅の恐怖を五人が織りなす実話集。 新たな五色の怪談絵巻が始動する。

深夜の学校で行われる葬式。“参列者”の中に迷い込んだ生徒が行列の末に棺を覗くと、そこには友達の遺体が。

あ、怪異が待ち伏せしている! 怪談ワークショップで集めた衝撃の体験談! 客と机を挟んで対峙して座り、乞われれば怪談実話を語り代金としてお金をいただく。

私は、八月が苦手です。

怪談とは煩悩の因果である――緻密な取材と調査で炙り出す怪談に定評がある気鋭・川奈まり子が新たな境地を拓いた渾身作!品川駅のホームで視たのは、水に漬かった腐乱死体のまぼろし…「白昼夢の水葬」、群馬県の山中で迷い込んだ首塚の正体とは…「化かされて首塚」、日本各

「今回ここに書き起こしたものには全て奇妙な符合が見られる。

学校の七不思議の“八個目”となる“新しい祟り”―「お骨サマの呪い」を僕たちが作った、あの夏。

「食」に纏わる怪異と不気味な体験を丹念に取材して纏めた怪談集! 【インテラート】 それは、ある店のパスタ料理の名前である。

怪異と酒が大好きな凄腕の浪人・左門と、藩の剣術師範となるのに怖がりが玉にキズな若侍・甚十郎。

“当節怪談事情”と銘打った赤川次郎氏傑作ホラー、待望の文庫化。

奉公先を追い出され、日傭取りの仕事で糊口をしのぐ虎太は、看板娘のお悌に惹かれ飯屋「古狸」へ。

じんわりとやってくる奇妙さと、やがて覆いかぶさる恐怖―黒史郎が紡ぐ暗黒の実話怪談集。

西多摩のニュータウンで子供が次々と謎の事故に見舞われ、近くの【猫屋敷】の女主人が十一匹の猫とともに殺された。

夏といえば、海やプールや花火大会もいいけど、やっぱり部屋を暗くしてホラービデオ!ところが、軽井沢の別荘で待っていたのは、本当の怪談?半年まえの、ある演出家の死の謎を追うことになった麻衣子たち。

記念すべき十冊目のテーマは、「時間怪談」。江戸川乱歩がかつて「怪談」と呼んだ文学ジャンル。

何も見えず、聞こえず、恐怖だけがある実話集!全37話。

1話60秒で読める! 息つく間もなく襲いくる怒涛の実話怪談集!! あっという間に読めて怖い! どこから読んでも極怖の超短怪談を詰め込んだ人気シリーズ第8弾。

ねえ、あなたの後ろにも──。 みんなが通う学校を舞台に、恐怖の物語の幕が上がる。

容疑者は……怨霊!?　 警察庁の本庁地下４階に存在する「第二種未解決事件整理係」。

「あんた、知らない方がいいよ」 ある土地、ある一族だけに伝わり根を張る因習、掟。

安城沙季は画家を目指す26歳。アルバイトとして中学の臨時美術教師を引き受けた。

東京近郊の新興住宅地で、コンビニ帰りの主婦が心臓をひとつきという鮮やかな手口で刺し殺された。

底無しの黒い恐怖!! 黒史郎の実話怪談新シリーズ始動! 現代で採集された話と先人の記録(のこ)した譚(はなし)を読み比べる―― 「わたしからサオリを奪った男って…」 何万人ものアカウントから特定し、つきまとう女! 「裏アカ女子」より 「妹の顔の皮を

日常は、黒史郎の手にかかるとこんなにも厄介で醜悪で奇妙で怖い。

その家には、何かが「出る」――。

会社員の宮田は、普段は使われていないJR両国駅3番ホームで、深夜に二人の不審な人物を目撃する。

刹那の恐怖! 瞬きする間もなく即読める 超短実話怪談集! 眠れぬ暑い夜、移動の時や待ち時間――そんな日常の隙間にすぐ読 める短い実話怪談を集めた人気シリーズ第9弾。

たった数ページで、あなたの日常が蝕まれる……恐怖の深淵を覗く物語21編！ ホラー小説の旗手が贈る、戦慄の初ショート・ショート集 「得体が知れないからこそ怖く、面白い。

「これは、わたしが小学校の、高学年だった頃の話です」――少女が雑誌に寄稿した、ある家族を襲った不気味な怪異の記録。

”小説” ならではの企みに満ちた“怪談” 全7編。

著者が故郷・八王子を細緻に取材・記録したご当地実話怪談! 東京最恐心霊スポット・八王子城 不思議な力が宿る霊峰・高尾山 鑓水公園にある恐怖の鏡 立入厳禁の廃病院 怪奇現象が絶えぬ道了堂跡 都立霊園に潜む怪異 東京都八王子市―都心のベッドタウンであるこ

江戸時代に聞き集めた、怪しい話、奇妙な話。

何の因果か「魔道書」に封じ込められた妖魔たちの使い手となった夕士。

作家・三津田信三のもとに届いた1冊の古びたノート。

死者と生者のあわいを描く、幻想怪奇小説集。

愛媛県の山間部にある過疎の村・赤虫村には、独自の妖怪伝説が存在する。